僕は社内社外や友達付き合いに関わらず、基本的にどんな人とでも敬語で接することにしています。
なぜなら誰にでも敬語で接することで、人間関係がより潤滑に進み、自分にとっても楽でメリットがあるからです。
今回は誰にでも敬語で接することのメリットを紹介します。
Contents
誰にでも敬語で接するメリット
人に対してどのような言葉づかいをしているかは以外に重要な要素であり、人間関係は言葉づかいで出来ていくと言っても過言ではありません。
敬語で話すと丁寧なコミュニケーションになる
普通の社会人であれば、普通は初対面の人には敬語で挨拶しますよね?
取引先の人に初めて会った時も先輩や他の社員に初めて会った時ももちろん敬語で自己紹介すると思います。
しかし、日本人によくあることなのですが、相手が年下と分かると途端にタメ口になる人がいます。
体育会系的な考えですが、年功序列というセオリーで自分より年下の人=目下の人なのでタメ口で話してもいいという考えが未だにあります。
そして、タメ口で上から目線で話すことが普通になると丁寧に喋ることもなくなるのです。
後輩に対してすごく荒い口調で命令している人を1度は見たことがあると思います。
喋り方によって上下関係が作られると次第にコミュニケーションにも優劣が作られます。
自分よりも目下の人間に対して丁寧な対応をするひとは少なくても、雑な対応をする人は多いからです。
自分のほうが年下だという理由だけで、偉そうにタメ口で雑なコミュニケーションを取られたらどう思いますか?
良い印象を持たない人が大半なのではないでしょうか。
そこで、誰に対しても丁寧に敬語で話すようにしてみるのです。
そうすると、年下であったり部下であったりしても丁寧に接する人になります。
言葉が丁寧になると、言動や行動が丁寧になります。
また相手への印象も良くなり、自分のイメージも上がります。
結果として、タメ口で話すよりもコミュニケーションが丁寧かつ濃いものになる確率が高いのです。
人に対して敬意を持てるようになる
日本は上下関係にわりかし厳しい国だと思います。
部下や年下の人間に対して敬意を持たずに接する人が多いです。
そんななか、誰に対しても敬語で話すようにすればどうでしょうか。
丁寧に敬語で話すと、自然と相手に対して敬意をもった話し方になります。
会社等の組織では、一人だけで仕事をしているわけではありません。
部下も上司も社長も役員もいて初めて会社という組織が成り立つのです。
後輩や、年下であろうと敬意を払うべきなのです。
そして一番わかり易い敬意を表す手法として最適なのが敬語で話すということなのです。
どんな人とも対等に話が出来る
敬語を使わずにタメ口で話していると、知らず知らずのうちに相手を対等な目で見なくなります。
ある意味でタメ口というものはマウンティングと似たようなものであり、
タメ口を使うほうが上、タメ口を使われる方が下といった様なコミュニケーションになるのです。
しかし、会社での肩書や上下関係なしに相手は一人の人間です。
自分と全く違う環境で育ち、自分には出来ないことができる人間なのです。
そして、社会人になるといろんな年代の人と関わるようになります。
年齢や立場が全く違っても友人になることはありますし、敬語であったとしても仲良く遊びに行くことだって全然あるわけです。
そういう経験が増えると、人間を年齢や立場や肩書で見ることがどれだけ浅ましいかがわかってくるのです。
最初は敬語で話していたのに、こちらが年下だとわかるととたんにタメ口になるような人は基本的には好かれません。
どんな年齢や役職の人であっても敬語を使って、一人の人間として対等に接する努力をすれば、相手もこちらに対して少なからず良い印象を持ってくれます。
これからの時代はどんな人とも対等にコミュニケーションが出来る人の方が、人生の幅も広がると僕は感じます。
敬語と合わせてさん付けもするべき
昔の日本では性別や立場によって名前呼び方も変えていましたよね。
小学校からの教育の影響だと思うのですが、歳下の男性に対しては○○君、
女性に対しては一律〇〇さんといった呼び方が一般的だったと思います。
また年下や立場が下の男性であれば呼び捨てだった人も多いのではないでしょうか。
しかし、どんな人にでも敬語で接するのと合わせて、呼び方もさん付けにするべきです。
最近は小学校でも生徒にさん付けする学校が多いようですが、会社の人に対しても年齢や性別、立場を問わずさん付けで呼ぶことによって敬意を表すことができます。
しかし、相手によって喋り方を変えたり横暴になったりする人にありがちなのですが、
女性にはさん付けするくせに、男性で立場が下の人には呼び捨てであったり、君付けで呼ぶ人が未だに多い印象です。
そこでどんな人にもさん付けで呼ぶことにしましょう。
そうすれば、上下関係を作らずに相手に対して敬意を持って接するコミニュケーションを作りやすいです。
最近は社員は全員さん付けで呼ぶという会社も増えているようですし、時代の流れに乗るという意味でも敬語に加えてさん付けをする習慣をもっておくと良いと思います。
まとめ
今回は誰に対しても敬語で喋ることのメリットについて話していきました。
どんな人いても敬語を喋る人が気持ち悪いという人もいるようですが、相手に対して敬意を持つということは、決してマイナスにはなりません。
国籍や人種、年齢や立場、どう考えずに対等にコミュニケーションをするということこそ、本当の意味でグローバリゼーションなのでは無いでしょうか。