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【お前は最悪】職場の人を「さん付け」で呼ぶべき理由

会社では様々な年代の人が働いていますよね。
その中でも同僚や先輩、上司や部下、男性社員女性社員といった様に様々な年代の人がいます。

沢山の人が働いているからには相手を呼ぶことは必ずあるかと思います。

今回はその時の「呼び方」について、どんな立場の人にも「さん」付けで呼ぶべきという話をしていきたいと思います。

どんな人に対してもさん付けで呼ぶべき理由

耳をふさぐ

現代では年功序列制度の廃止や、働き方の多様化によって若くても活躍する人が増えたり、年齢や性別があまり関係なく、純粋な実力のみで評価されるような会社も増えているようです。

 

そんな中で立場や年齢、性別によって呼び方や話し方を変えることはまずおすすめしません。

 

例えばですが、同期の人とタメ口でしゃべることはよくありますよね。
しかし、先輩とタメ口でしゃべることはご法度とされています。(すくなくともマナー違反に当たるかと思います。)

 

一方、先輩や上司と話すときには敬語で喋ることがほとんどだと思います。

そしてそれに関係して出てくるのが「呼び方」についてです。

上司には「〇〇さん」「〇〇部長」など主にさん付けや役職名で呼ぶことが多いことに関して、部下や年下の人に対して「〇〇」と呼び捨てにする人が多いのではないでしょうか。

また、男性の社員に対しては「〇〇くん」、女性の社員に対しては「〇〇さん」と読んでいる人もいますね。

皆さんはこの些細な呼び方の違いに含まれる要素がわかりますか?

 

それは「差別」です。

 

自分より上の立場と勝手にみなした人に対してはへりくだって「さん」付けで呼ぶ。

自分より下の立場や性別だと勝手にみなした人に対しては呼び捨て、または「くん、さん付け」で呼ぶ。

 

ここに含まれるのは自分の中で勝手に優劣を決めて相手に対して差別的な対応をしているということに他なりません。

 

自分より年下だというだけで見下し呼び捨てにする。
自分は男性で、相手が女性だからというだけでさん付けする。

 

こういった何気ない要素ですが、差別やマウンティングといった要素が含まれているのです。

 

しかし今の時代はいつ自分の後輩が自分の上司になるかわかりませんし、自分の半分の年齢の異性が、自分の何倍もの年収を稼いでいることだって珍しくはありません。

 

年齢や立場といった表面的な理由だけで、見下したりマウントを取ったりすることは本当に何の意味もないのです。

 

自分の後に入社した後輩が自分の上司になった瞬間にさん付けで敬語で話すことになったという人もいますし、人によって呼び方や喋り方を変えると言うことはある意味で危険なことなのです。

 

そこで、手っ取り早いのがどんな人にでも「さん付け」で話すということです。

先輩や後輩、上司や部下、男性女性に関わらすです。

「さん付け」にはメリットがある

ミーティング

どんな人にもさん付けで話す人は距離を感じるとか、仰々しいといった意見もあります。

いつも丁寧に接する人だからフレンドリーさが無くて近寄りがたいといった意見や、堅苦しいといった意見をよく聞きます。

 

しかし、こういったデメリットを差し引いても「さん付け」にはメリットがあります。

丁寧な人は好かれる

成功

後輩や年下だからといって呼び捨てで横暴に振る舞ったりする人のことを好きになる人はいるでしょうか。

ほとんどの人が好印象を抱かないのではないでしょうか。

 

逆にどんな年齢や性別でも、「さん付け」でかつ敬語で丁寧に接してくれる人に対して不快な気持ちになる人は少ないと思います。

 

年齢や立場や性別といった違いを鼻にかけずに、その人自身に対して丁寧に誠実に振る舞った方が確実に好かれます。

 

そういった意味で普段からどんな人に対しても「さん付け」で呼ぶ方が良いのです。

相手も対等に接することが出来る

雑談

「さん付け」で人と接していると、相手はこちらに対して上下関係を感じにくいです。

 

偉そうに上から目線でタメ口で話す人よりも、敬語でさん付けで接してきてくれる人には対等に接しやすいです。

 

言葉使いや呼び方がそもそもフラットで敬意をもったものなので、上下関係のマウンティングを感じない分、変に身構えたりかしこまったりせず相手も対等に接してきてくれやすいです。

 

そうすると信頼関係も築きやすくなるのです。

年齢関係なく友達になれる

どんな人に対しても「さん付け」で接するようになると様々な年代の友達が出来ます。

 

実際に初対面であった人が年下だとわかった瞬間にタメ口で話すような人は、相手に好かれにくい分友達になりにくいですし、

逆に初対面でも、相手の年齢や立場が下でも上でも「さん付け」で丁寧に接するようにすると自然と関係が良いものになります。

 

僕は様々な年齢の友人(10代〜50代まで)がいますが、全員に「さん付け」で呼びますし、皆さん敬語で接してきてくれます。

 

しかし、よそよそしかったり壁を感じることはなく皆さんフラットな付き合いが出来ています。

 

僕は10代の女子高生の友人にも敬語で「さん付け」
で話しますが、なぜか年齢を感じないと言われることが多いですし、フラットな友人関係が築けていると感じています。

一番ダメで最悪な呼び方は「お前」

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「さん付け」で人を呼ぶこととある意味で対極をなす呼び方が「お前」です。

 

よくパワハラをしがちな中年サラリーマン(老害)が使いがちなのですが、部下や社員に対して「お前」と呼んでいるひとっていませんか?

 

これは呼び捨てよりも更に最低最悪な表現だと言えます。

 

自分がどれだけ偉かろうが、相手がそれだけ若かろうが、人に対して「お前」呼ばわりする人はそもそもモラルが足りません。

 

相手に対する敬意も一つも持ち合わせていませんし、上下関係をこれでもかというほど意識したマウンティングに満ちた暴言です。

 

これには「自分は絶対的に上の立場であり、お前は俺よりも立場や人間としての価値が下だから見下している」といったニュアンスが含まれています。

 

こんな呼び方を自分がされたらどう思いますか?

 

間違いなく不愉快な気持ちになるのでは無いでしょうか。

 

そんな相手の気持ちすら想像が出来ないようなモラルに欠けた、人間として最低な呼び方が「お前」なのです。

 

知らず知らずのうちに使ってしまっている人がいたら、今すぐ全力でやめることを強く進めます。

 

間違いなく人生において損しかしませんよ。

まとめ

今回は社会人なら身近な人に対する呼び方についての話をしました。

 

会社という組織で働き始めた方なら、嫌というほど理解出来るかと思います。

呼び方ひとつ変えるだけで、相手のこちらに対する印象は全く変わります。

 

これからは年齢や立場で人の勝ちが決まることが難しい時代になっていきます。

 

中学生ですら副業で社会人の年収を簡単に超える利益を生み出せる時代ですし、年齢や立場で人を差別するような人はどんどん淘汰されていき、成功することは難しいでしょう。

そんな時代に合わせて身近に出来ることの簡単な第一歩として、職場で周りにいる人を「さん付け」で呼ぶことから初めてみませんか?

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