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会社に尽くすほど損をする理由

日本人って本当に真面目ですよね。

毎日会社に通勤して、毎日真面目に仕事して残業して会社に人生を捧げている人は多いと思います。

しかし残念ながら会社のために自分を犠牲にするほど損をするのです。

会社に尽くすほど損をする

電車
会社で頑張って仕事をして、残業や休日出勤も当然のように頑張り、休日や家でもいつも会社のことばかり考えている。

 

仕事に熱意を持っていて、やる気も十分で、毎日死ぬ気で働いているのに、ちっとも報われていない人っていますよね 。

そもそも会社で働くということは自分の時間を切り売りしているということです。

 

毎日最低8時間、それが20日間ありその分の給料が20万ほど。
160時間の自分の時間をたった20万前後のお金で切り売りしているのです。

 

頑張って業績を上げることで少しずつ給料が上がったり、ボーナスが多めに支払われることはあるかと思いますが、

基本的には自分の時間を切り売りしているという事実は変わりません。

 

ある程度は努力でボーナス等の額を上げることはできるかもしれませんが、最初の労働契約を大幅に超えるような給与を期待することはできません。

会社で頑張ってもリターンが少ない

効果
ぶっちゃけ会社で頑張っても費用対効果はとても低いです。

残業代やボーナスと言ったプラスαはあるかもしれませんが、失った時間に対する金額面の低さに絶望することが多いと思います。

僕が新卒の頃は毎日5時出勤で20時半ぐらいまで働いていましたが、毎月振り込まれる給料は手取りで15万円以下でした。

 

基本給はたったの13万ちょっと。

 

いくら残業して頑張ったとしても、同じような金額でした。

 

費やした時間に対するリターンが圧倒的に少ないのです。

もちろん長いこと頑張って働いたりしていると、会社の上司は頑張りを見てみてくれたりするかもしれませんが、給料が上がることなどほとんどありません。

 

そして、頑張れば頑張るほど仕事がどんどん増えていく一方です。
しかし、給料は上がらない。

 

毎月ジリ貧のような生活でした。

会社内では自分の給料の何倍も売り上げを上げているのにも関わらず、ほとんどが会社に取られてしまい、自分の給料はいつも同じような額。

 

1ヶ月で費やした時間を給料で割ってみると、時給700円以下でした。

その生活が3ヶ月続いた時に気付いたのです。

 

会社員生活はハイリスクローリターンであることに。

突き詰めて言うとレバレッジが効かないのです。

頑張って働いても自分の基本給以上の売り上げは全て会社のもの。

ボーナスや残業代等でちょこっとは還元されますが、ほとんどは会社が持っていってしまいます。

単純に考えてリターンが少なすぎます。

会社を辞めたら実績はすべて会社に取られる

お金例えば皆さんが会社で新しい事業を起こしたとします。

それを頑張って伸ばしていき、年商数億円の授業に育ったとしましょう。

自分で会社を立ち上げて、それを作ったとしたら、その授業によってもたらされた利益やその事業資産はあなたのものですが、会社内で作ったものは全て会社のものです。

頑張って事業を作り育てたのはあなただとしても、会社の設備を使ったり会社の資金を使って作ったものは全て会社のものになってしまうのです。

実績として履歴書に書くことができるかもしれませんが、あなたの手元には何も残りません。

会社ではなく、自分でその授業をしていたら相当のお金があなたの手元に残るはずですが、会社で作ったものは会社の資産になってしまうのです。

つまり、どんなに素晴らしい授業を育ててあげたとしても、あなたが会社を辞めてしまえば、あなたの手元には何も残らず会社には年商数億を生み出す授業が資産として残るわけです。

これはどう考えても損としか言えませんね。

サラリーマンでは収入アップ出来ない

投資

会社が給料を上げたいと思うのはどんな人でも同じだと思うのですが、

残念ながら会社の給料だけで収入を上げるのは長期的に考えてコストパフォーマンスが悪いです。

 

会社での給料アップなんて良くて年に数万円ぐらいのものです。

 

それも毎日のように残業したり、休日出勤してたくさん働いて何100時間も費やしてようやく年に数万円の給料アップしか希望ないのです。

割と高給な部類の業界でも年収1000万から1500万円ぐらいが上限でしょう。

 

つまり、会社の給料には上限があるのです。

 

会社という組織の中ではこれは仕方ないことです。

 

会社では従業員に対して基本給という形で給料が設定されています。

 

各社員の頑張りに応じて、プラスアルファ程度に昇給させることでやめてもらいにくくしつつもコストを抑えているのです。

例えば、あなたが月に100万円の売り上げを上げたとしましょう。

しかし、あなたに払われる額は20万円程度です。

 

残りの80万円は会社の維持費や設備投資、貯蓄に回されてしまいます。

 

優秀な社員であれば基本給がどんどん上がっていくかもしれませんが、どういった形であれ、自分の給料分稼いだ額の数分の一になってしまうのです。

 

どちらにしても自分の稼いだお金は会社にある程度は絞らり取られてしまう以上、上が見えてしまうのです。

会社の評価より人生を優先するべき

うつ
会社でいくら働いたとしても給料が上がることもなく、時間ばかり失っていくとしたら私たちはどうするべきなのでしょうか。

僕個人としての答えは、会社の評価よりも人生を優先するべきだということです。

会社で馬車馬のように働いて自分の時間を犠牲にして尽くしたとしても、給料は上がらないし、生活は楽になりません。

 

しかし、時間という資産は確実に減っていき、友達や家族、恋人と過ごす時間もなくなっていきます。

 

そこまで自分の人生を尽くしたとしても、プラスα程度のボーナスと昇給しか返ってこないのであれば、自分の人生にフォーカスするほうがよほど得策なのではないかと思います。

たとえ会社の給料が上がらなくなり評価が下がったとしても、家族と過ごす時間が増えたり、恋人や友人と過ごす時間が増えると人生を有意義に使えます。

空いた時間で副業に取り組めば社外での仕事も広がりますし、副業先に転職したりすることもできます。

 

今時はインターネットなどを使えば誰でもどこでも働くことができますし、会社の仕事に縛られる必要はありません。

 

また、自分の趣味や遊びを仕事にしてしまうということもできます。

 

ブロガーやユーチューバーなどはその典型的な例でしょう。

 

ある種、遊びと仕事の境目がなくなったような状態と言えるかもしれませんね。

 

会社での仕事を頑張るだけの人よりも、その方がよほど人生の選択肢が増えると思いませんか。

 

会社に尽くして損をするより、会社の仕事は適当にしてさっさと自分の人生を全力で楽しむ方が後悔しない生き方ができるのではないでしょうか。

まとめ

今回は会社に尽くしても損しかしないという話をしました。

ボクの周りの友人や知人で会社に頑張って尽くしているのに報われない給料が上がらないと言った愚痴を言っている人はとても多いです。

しかし、そういった人に限って会社の外で何かをやろうという気概が全くありません。

 

会社で尽くしていれば、いつか認めてもらえるだろうと考えるのは、単なる希望的観測です。

真実は会社に尽くせば尽くすほど搾取され続け、最後には何も残らないという現実だけです。

これからの時代はそういった働き方をやめて、個人で稼ぐ方にシフトする方が賢い選択なのではないでしょうか。

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