あっという間に1月も終わり、3月にはいよいよ春の新しい変化の時期に向けて動き出す人多いと思います。
しかしこの時期は仕事を辞める人も多いんですよね。
今回は仕事が辛くて辞めてしまった人に、仕事を辞めることは別に悪いことではないというテーマで話をしていきたいと思います。
この記事を読んでほしい人
- 仕事を辞めた人
- 会社を辞めて後悔している人
- 退職して肩身の狭い思いをしている人
Contents
仕事を辞めてしまったあなたは悪くない
せっかく入った会社を一年も立たずに辞めてしまったり、最近では一日で退職してしまう人も少なくないようです。
そんな軽い気持ちで辞める人がいる一方で、ブラックな職場で我慢に我慢を重ねた結果、うつ病などの精神疾患になってしまって会社を辞めてしまう人も多いんですよね。
よく日本人が新入社員に対して言うセリフで「とりあえず3年」という言葉がありますが、この言葉をプレッシャーに感じて、無理に働き続けた結果体を壊したり、最悪自殺に追い込まれたりといった事例もあります。
「せっかく頑張って就職活動して入社した会社だし、親も祝ってくれたのに辞めるなんて……」
と悩んでしまったりもしますよね。
しかし僕は会社を辞めてしまった人は何も悪くないと思っています。
人が会社を辞めてしまう殆どの場合、それは会社が悪いことが大半だからです。
労働時間が長かったり、残業代が出なかったり、職場でいじめを受けたり、人間関係がうまく行かなかったりと辞めてしまう原因は様々ありますが、その殆どは改善しょうとしない会社が悪いと思っています。
労働時間が長すぎる→働き方改革を意識し、生産性を上げる努力をしない
社内いじめ→上司やリーダーの管理不行き届き
残業代が出ない→犯罪
このよくある3つの事例でもほとんどが会社の責任ですよね。
あなたの努力不足ではなく完全に会社が悪いことなので、辞めてしまうことは仕方がないことなのです。
社員が気持ちよく働ける職場つくりをするのが会社の義務なんですから。
会社より人生の方が大事
日本人は真面目なので、会社を辞めてしまうことに抵抗がある人が多いです。
「こんなことで辞めるなんて根性が無い」
「うちの会社がダメならどこに行ってもダメだ」
などと上司に糾弾され、怖くなって辞められなくなってしまったりといったパターンもありますし、
「会社は嫌いだけど生活がかかっているから」
「ここで辞めたら自分は一生逃げ続ける人生になるかもしれない」
「他の会社で働けるスキルも知識も自分には無い」
そういう風に守りに入ってしまってやめられないパターンも多いですよね。
それに社会人になったからには会社でバリバリ働き、自身のキャリアを伸ばしていかなければいけないと感じたり、
雇ってもらった会社を裏切ることが出来ないといった気持ちを抱えている人もいるかもしれません。
しかしそんな人に敢えて言いたいことがあります。
「会社なんかよりあなたの人生の方が大事ですよ。」
会社なんか所詮社長が勝手に作った社長の持ち物であり、自分の人生をすべて捧げてまで奉仕する価値のあるものではありません。
仕事が大好きで会社に奉仕して認められていなら別ですが、今どき会社の外にもあなたを認めてくれる場所はあります。
家族や恋人、友人と過ごす時間に重きを置いたって何も悪く有りません。
むしろ、会社に全てを捧げて会社以外の人をないがしろにする様な人間に、社会的な成功が出来るとは到底思えませんね。
会社はお金を稼ぐ為に一時的に通っている場であり、あなたの人生全てではないのです。
自分の人生がより幸せにするために会社を辞めるという選択をあなたがしたのであれば、それは正しいことです。
周りの人間の声なんて無視しても良いのでは無いでしょうか。
だってあなたの人生なんですから。
会社をやめても人生は終わらない
フリーターや失業者の人に対して「人生終わってる」などと言ったりする人や、
逆に仕事を辞めてしまった自分に対して「人生終わった……」といってしまっている人を見かけます。
ですが、仕事辞めたところで人生は終わらないですよ?
だって退職した瞬間に心臓が止まるわけでもあるまいし、自殺したい人とかじゃない限り何らかの方法で生き延びますよね?
仕事辞めてもいずれまた新しい仕事を始めるでしょうし、事業を作ったり学生に戻ったりする人や実家に帰って家業を継ぐ人だっています。
長い人生の中でほんの一瞬の付き合いである会社を辞めたくらいで人生終わったなんて悲観する必要なんかありません。
悲観するどころか新しい可能性を信じて邁進するくらいの気持ちのほうが良いと僕は思いあますね。
だって会社に行かなくても仕事は出来ますし、自由な時間を誰にも縛られずに自分の人生の為に使うことが出来るんですから。
今までと全く違う業界に行ってみたら転職に出会えるかもしれませんし、より楽しく楽で稼げる会社に転職出来る可能性だってあります。
人生は本当に心臓が止まるまで留まることなく続いていくものなのです。
フリーランスも悪くない
一昔前は会社に就職してサラリーマンとして生きることが普通でした。
なので、サラリーマンを辞めることが相当な覚悟がいる時代だったんですよね。
どこの会社にも属していない人は社会的信用が低いと見なされることも多いです。
しかし、今は会社を辞めてもフリーランスではたらく人が増えてきて会社に縛られない生き方が許容されつつあります。
自宅やカフェやあるいは海外のどこかを旅しながら普通のサラリーマン以上に稼いでいる人が沢山いますし、会社に務めていなくてもちゃんと働いてる人はいます。
会社が合わなくて辞めてしまったのであれば、それは会社で働くということが合わなかっただけで仕事が出来ないとは限りません。
世の中にはせっかく仕事で高い能力を持っていても、人間関係を構築することが苦手でそれによって会社で上手くいかない人がたまにいます。
そういった人はいっそのことフリーランスで仕事を始めると無駄な人間関係に悩まされることなく仕事に集中できるので、逆に仕事を辞めたことによって収入が上がる可能性すらあります。
世の中には良い会社なんかいくらでもある
まだ複数の会社で働いたことがない新卒の人に多いと思うのですが、
会社を辞めてしまったら、もうこれ以上良い会社に就職できないかもしれないといった意見がありますね。
しかし、世の中には本当にたくさんの会社があります。
今までブラック企業で働いていて、毎日12時近くまで残業していて残業代もつかないみたいな生活を続けていた人が
運良くホワイト企業に転職することが出来て、人生が大きく変わったという話も聞きますし、
本当に会社というのは相性で変わってくるものなのでできれば色々な会社を渡り歩いた方がいいのかなと思います。
人の数だけ会社がありますし、あなたの仕事の進め方や性格に合った良い会社なんていくらでもあるのです。
偶然就職した今の会社がすべてだとは思わずにより良い条件で自分にとっても働きやすい会社を探すべきですし、良い条件の会社が見つかったのであれば、迷いなく退職してしまうことも選択肢の一つですね。
本当に嫌で辞めてしまう位の会社だったのであれば、それはそもそも合わなかっただけです。
給料や待遇も良く、人柄の良い人がたくさん働いているようなホワイト企業がちゃんとどこかにありますから、悲観することなく新しい会社を探してみましょう。
自分の人生なんだからより幸せになる道を選ぼう
会社を辞めてしまうと、周りの人にたくさん嫌なこと言われますよね。
親兄弟に相談なく辞めてしまうと責められることもありますし、就職できずにフリーターをやってる友人がなぜ会社を辞めたのかと責めてくるかもしれません。
自分が辞めたいと思って辞めたいのであればそれは自分の決定なので、周りがとやかく言うことではないのです。
結局のところ、自分以外の第3者が外野から意見をしてくるということは価値観の押しつけでしかありません。
自分がその会社でどのような嫌な思いをしたり、どれほどの辛い思いをしてきたかということを彼らは知る由もありません。
あなたの人生はあなたの力で進んでいくべきなので、周りのネガティブな反応に耳を貸す必要は無いですよ。
自分が幸せになるであろうと思う道を選び、自分が不幸になると思う道から抜け出すのです。
人生なんて結局のところ、幸福を追求するための旅みたいなところがあるので、より自分にとって良いと思う方法を取るだけです。
世間の価値観や周りの意見などに安易に耳を貸していては、自分にとって幸せな人生を送ることが難しくなってしまいます。
会社を辞めるなんて長い人生のほんの一時のことですし、これから時代は会社に属さなくても働けますし、良い会社を見つけることであって難しくありません。
嫌な会社で毎日嫌々働くよりも、自分が楽しいと思うような生き方をする方が人生楽しいと僕は思いますね。
まとめ
今回は会社を辞めてしまった人に対して僕の想いを綴ってみました。
僕も今までにいくつもの会社を辞めていますが、辞めた時はいつも清々しい気持ちでいました。
会社を辞めるということは、自分の人生にとって良いと思える行動をとったということでもあり、現在から逃げていることでもあり、逆に未来に目を向けていることでもあると思います。
一概には言えませんが、すぐに会社を辞めてしまった自分を責めるのではなく、自分で自分の人生を切り開いたことを褒めてあげてほしいと思います。