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【上に媚びて下を見下す】職場を腐らせる権威主義的パーソナリティー

皆さんは職場で嫌いな人はいますか?

 

僕はめっちゃいます笑

人間なので好き嫌いは仕方ないと割り切っていますし、

皆好きな人なんていないと思うのですが、今回は僕が嫌いな人の中でも最上位に位置する嫌いな人種の紹介です。

上に媚びて下を見下す社員

怒る人
どこの職場にもいるとは思うのですが、上に媚びて下を見下す(威張る)ひとっていますよね?

 

上司には猫なで声で太鼓持ちのように接するくせに部下には威張り散らしているようなヒトのことです。

 

こういった性格の事を権威主義的パーソナリティーと言います。

 

かいつまんで言うと権威(有名であったり、立場が上のもの)に弱いので簡単に屈してしまう、

また権力を持った人に取り入って自分の権威を上げたい(または認められたい)ので、媚びへつらう

また権威を盲信しているので、自身が年上であったり、立場が上だったりすると相手に対して見下すような態度を取る傾向が強い性格ということです。

 

僕はこういう性格の人が死ぬほど嫌いなのですが、好き嫌い以前に職場にもたらす問題も多いです。

 

権威主義的パーソナリティーは職場の害悪

お姉さん

上に媚びて下を見下すような「権威主義的パーソナリティー」を持った人が職場にいる様々な問題が起こります。

1.部下に対するモラハラパワハラの危険性がある

権威主義的パーソナリティーをもった人は、立場が下の人に対して攻撃的性質を持っているので、

パッと見はそうは見えなくても言葉の端々に尖っていたり見下すような発言が見られます。

そうするとそれがエスカレートして、やがては相手に対してモラハラやパワハラ的な発言を繰り返す危険性があります。

 

部下が自分とは違う意見を持っていたとして、そちらの方が論理的に正しいとしても自分の方が上の立場であり正しいと勘違いしているので、
上の立場の自分に反抗してくる敵とみなすのです。

そうするとやがて発言や態度も攻撃的になっていくというわけです。

2.他の社員が正当に評価されない

権威主義的パーソナリティーをもった人は上に取り入ります。
基本的に媚びるのでイエスマンみたいな感じになります。

 

上司はいつも懐いてくる(媚びてくる)部下に良い仕事を多く与えがちですし、

感情によって良い評価をしがちなので、他に優秀な人がいたとしても正当に評価しなかったりします。

その結果いわゆるえこひいきされる社員と頑張ってるのに評価されない社員に分かれ、職場に不満が広がります。

3.職場環境の悪化

権威主義的パーソナリティーをもった人は上に認めれようと必死です。

そのため残業や休日出勤も厭わず無駄に働き続けます。

そうするとそれを評価する上司が出てきたり、それを真似する人も現れます。

 

働き方改革が隆盛の今の時代においてこういった働き方は害悪でしかありません。

しかし、表面的な頑張りを認めてしまう上司も少なくないので少しずつ職場の労働環境が悪くなってしまうのです。

見下された部下の心境を考えない

権威
権威主義にまみれた社員は部下の気持ちを考えません。

自分がいかに上に認められて出世するか、いかに権力を握り、人を見下す立場になれるかについてしか考えていないからです。

 

いわば究極の自己中心的人間なのです。

 

自分より格下とみなした人間の気持ちを考える事なんてないのです。

 

年齢や立場が下というだけで見下されたりされた部下はどう思うでしょうか。

 

決して良い気分にはなりませんよね。

 

不愉快な気持ちで会社で働くとパフォーマンスは下がるものです。
人間は感情で動く生き物なのです。

 

見下してばかりの人間が上にいると自然とモチベーションも下がり、仕事の質が落ちていくので良いことは何もありません。

 

やがて部下も権威主義に

お姉さん
権威主義的パーソナリティーの良くない影響として、部下もそれも真似する事があげられます。

 

上司が権威主義でかつ上に媚びて下を見下しつつも出世していたとしたら、それを真似すれば自分も出世出来ると考えてしまうんですね。

 

その結果自然と部下も同じようなパーソナリティーを持つようになり、やがてはその部下が自分の部下に対して同じような態度をとるようになります。

親にされたことを子供にもしてしまう事に似ていますね。

 

体育会系の部活がずっと年功序列で年下に厳しく、
先輩の立場を立てるのが絶対といった考えに染まっているのも似たような事例です。

職場全体が腐っていく

悲しい拳

権威主義的パーソナリティーの人が職場に増えていくと似たような社員ばかりになります。

 

上に媚びて下を見下す事でしか出世出来なかったり評価されないとなると、それ自体がその会社の社風になってしまいます。

 

そうすると権威主義で満たされた腐った職場になってしまい、

仕事の評価ではなくいかに上司に取り入ったかで出世が決まるような、ある種実力主義とは正反対な仕事のしかたになります。

 

生産性や効率、または仕事のクオリティーといった本質的なものではなく、いかに上手く立ち回るかに重点を置いた会社が成長するわけはありませんよね。
(政界など権威が重要視される業界なら別ですが……)

本当に優秀な人は辞めていく

カバンを持つ男性
権威主義的パーソナリティーが会社にはびこる様になると本当に優秀な社員は辞めていきます。

 

本来であれば仕事の内容で評価されるべきであるのに、上司に媚びたりしなければ認められないのであれば、
仕事に集中してコミットすればするほど無駄な努力ということになってしまいます。

 

本当に優秀な人は上司のご機嫌伺いをするよりも、仕事自体の質やスピードを高めたりする事に重点を置いています。

 

本来であればそれが仕事の本質であることにきづいているからです。

 

本当は仕事に集中していたいのに、仕事の本質でもないご機嫌伺いをしなければならないなんて煩わしいですし、

しっかりと仕事内容や成果を正当に評価してくれる会社にいってしまうのは当然のことと言えます。

まとめ

批判

今回は職場を腐らせる「権威主義的パーソナリティー」について書きました。

 

僕の働いてきた職場でも実際にこういう人は多く、会社には必ず1人はいますね。

 

日本人は権威に弱いので仕方ないとはいえ、今後実力主義社会が日本でも加速すると思いますし、

政治家でもないかぎり権威主義にまみれた価値観を持ってしまうのは良くない事だと思います。

 

同じく「上に媚びて下を見下す人」が嫌いという人は、実力を重視して成長していける人材だと思います。

 

もしもあなたの職場が権威主義に染まった職場だと感じるのであればなるべく早く転職してしまう事をオススメします。

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