日本の平均年収は440万円と言われて久しいですね。
先日は10年働いて月給150000円というトピックが話題になっていましたが、年収が1000万円あってもいつもかつかつという人もいるらしいです。
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高収入でも貯金ゼロ
高収入の人(例えば年収1000万程度)の人で支出が付き20万以下の人は少ないのでは無いでしょうか。
正直なところ年収がいくらあったとしても、貯金や資産がなければそれは裕福とはいいません。
年収が1000万(手取り50〜60万程度)だとして、
月に50万以上使っていたらそれは貧乏なのと変わらないのでは無いのでしょうか。
高収入で毎月貯金が2〜3万しか残らないのであれば、収入20万円のフリーターで支出10万の人のほうが裕福だと言えます。
また高収入が高ければ高い人ほど税金で持っていかれます。
年収が1000万の人は大体300万円も税金で引かれてしまうわけです。
実質年収700万の人と同じなので、意外と裕福でも無いということがわかります。
しかし、
年収が1000万を超えた人は自分が高給取りであるという自覚はある分、財布の紐が緩んでしまうのです。
収入が高いほど支出も高くなってしまう【高収入貧乏】
年収が上がってしまう人が陥りがちなのが、生活レベルを上げてしまうという罠です。
分かりやすいのが食費
年収があがると、頑張ってきた自分へのご褒美としてついつい食費にお金をかけてしまいます。
それまでは自炊ばかりだったのに、お金があるからと外食ばかりに頼るようになると途端に食事が上がってしまいます。
高年収の人はそれだけ仕事も忙しく、取引先との付き合いであったり、
後輩に食事を奢ったりと食費が増えてしまいます。
また健康な食事を重視するあまり、オーガニックの野菜や肉など一般的には安いとはとても言えないようなものにも投資としてお金をかけてしまうのです。
健康に気を使うのはとても大事ですが、気を使いすぎて細かいところまで高級な食材を使ったりするとキリがありません。
また家賃も上げてしまいがちです。
政活費の中で1番高いのが家賃であり、今まで80000円家賃にかかっていた所を100000円にするだけで、年間240000円も上がってしまいます。
実際はもっとあげてしまうことが多いと思うのですが、家賃は要注意ですね。
次に被服費
稼いでいる人ほど良い服や靴を選ぶようなイメージってありますよね？
実際にほとんどの高収入の人は高級な服とか靴や時計を身につけていることが多いです。
しかし、そのイメージに流されて被服費にお金を掛けすぎてしまうとあっという間に給料が消えます。
世の中の高級な服のほとんどが実用性ではなくブランドやデザイン料で値段を底上げしているからです。
Tシャツに20000円～30000円掛けている知人が居ますが、いつも服にお金を掛けすぎて貯金がほとんど無い状態です。
子供がいる人は教育費にお金をかける傾向
子供に良い教育を受けさせたい。
教養を身につけさせ、自分と同じように高収入の大人にさせたい。
そういう気持ちは分かりますが、いくつも習い事をさせたり、私立の学校ばかりを選んだりしていてはお金は出ていくばかり……。
子供の未来に投資するのは良いことですが、やり過ぎると自分や家族の首を締めることになりかねないので注意が必要です。
収入が高くても支出が高ければ貧困と変わらない
高収入の人であったとしても、収入に対する支出が高過ぎればお金持ちとはいいません。
高給取りであるにも関わらず、いつも借金で首が回らないような状態の人は自分の生活を見直して見るべきです。
入ってきた給料を全額使ってしまう様な生活はそもそも自分に見合ってなくて、
出来れば総支出を総収入の半分くらいに抑えるのが懸命だと言えます。(新卒の頃の給料がとにかく安い状態ではこれも中々難しいのですが……)
出来れば総収入の50%くらいを支出にして、25%は自己投資に回し、25%は貯金に回すくらいの方が未来の自分が楽になります。
僕の新卒の頃はあまりにも給料が安くて、月にほとんど貯金出来なかったのですが、2年目からは少しずつ貯金を始める事ができました。
まずは生活レベルを落とすことから
とりあえず年収が高い方なのに、一向に生活が楽にならないと感じる人はとにかく生活レベルを落としてみましょう。
- 高すぎる家賃の家に住んでいるのであれば少し安い場所に引っ越す。
- 外食ばかりに頼りがちな生活を送っているのであれば、1週間に3日程度は自炊を始めてみる。
- 服にお金をかけすぎている人は新しい服を買う頻度を減らしてみる。
- またコンビニをよく使う人はスーパーで買い物するようにしてみる。
- こういった少しの節約を実践してみるだけで、すぐに貯金が出来るようになるかと思います。
生活レベルを落とすのはとても大変なのですが、意外と慣れれば大したことなかったりします。
特に自炊はオススメです。
栄養管理もしやすいですし、外食に比べてとにかく食費が安く済みます。
それに料理をするのは意外と楽しくて、ストレス発散や癒しの効果もありますし、自分で作って自分で食べるというのは悪くないですよ。
また家族がいるのであれば、家で食事を摂ることで一家団欒が出来ますので、
家庭での人間関係も良くなるという一石二鳥の効果があります。
まとめ
今回は高収入でも貧乏な人の特徴を紹介しました。
年収1000万円前後の人が1番陥りがちなのが、高収入貧乏という罠。
そこまで高年収でなくとも、以外に支出が多いと言う人はかなりいると思います。
収入が高いだけの人より、総収入に比べて支出が低い人の方がお金持ちになる確率は高いです。
年収が上がってきたけど、いまいち貯金が出来ていない人は、
今1度自分の生活レベルを確認してみるのが良いかもしれません。