体育会系でよくいる人の話なのですが、根性論を振りかざす人っていますよね?
例えば、いくら体調が悪くても
根性根性ど根性とばかりに「甘えるな」とか「根性がない」などと言ってくる様な人のことです。
僕はこの根性論が大嫌いなのですが、
今回は根性論を振りかざすことがいかに無意味かについて書いていきたいと思います。
工夫が大事
体育会系な根性論でものを解決しようとする人間ほど愚かなものはありません。
そもそも根性があるかないかは人によって違います。
何も考えずに根性論だけでものを考える人は工夫をしない傾向にあります。
本当なら少し工夫すれば解決するような問題に対しても根性ばかりを振りかざし、効率の悪い解決策しかしようとしません。
例えば受験勉強です。
根性論者は受験勉強を徹底的に暗記したり、時には徹夜して勉強したり、無理やりな手法を取りがちです。
しかし受験勉強は計画的に考えてその都度改善しつつコツコツと取り組む人が勝ちます。
暗記だけをすると応用が効きませんし、徹夜なんて効率が悪いだけです。
しかし根性論を持ち出す人は、栄養ドリンクを飲み飲み眠い目を擦って、
徹夜で猛勉強することを何故か美徳の様に考えているのです。
受験勉強を勝ち残った人で徹夜ばかりしている人に会ったことがありません。
皆さん計画的にしっかりコツコツ取り組んでいます。
根性論者は時代遅れ
今ではほとんど聞きませんが、昔の体育会系の部活ではランニング時に水分補給禁止をしていた学校があったらしいです。
これは典型的な根性論ですね。
「水を飲まずに走れれば根性があり、頑張っているすごい奴だ」
なんて言われていたんでしょう。
しかしこんなやり方は今どき時代遅れです。
適度な水分補給は運動時に必須ですし、体調を万全に整えてこそ練習の成果も上がろうと言うものです。
会社の仕事でいえば、
毎日日付が変わるまで残業、土日も休日出勤をしないやつは根性が無いとするブラック企業などが典型的です。
論理的に考えて非効率で間違っていることを根性論で正当化。
こんなやり方が今の時代に受け入れられる事はありません。
バリバリ残業する事で結果を出すような根性論で生きている社員は時代に取り残されるでしょうし、そんなやり方を認める様な会社も淘汰されるでしょう。
いかに論理的に解決するか
問題があってそれを解決しなければいけない時に大事な事があります。
それはいかに論理的で建設的な解決策を実行するかです。
仕事なのであれば、当然社員が会社にいる時間は給料が発生しています。
その時間をいかに無駄にせずに、効率よく使うか。
挙がっている問題に対していかに効果的な解決策であるか。
それが重要なのです。
根性論でものを語る人は、
「頑張ればなんとかなる!」
とか
「残業で解決しよう!」
などといったことを言いますが、無視しましょう。
効果は無いです。
根性よりも根気を持とう
僕は根性論は嫌いですが、根気は重要だと思っています。
コツコツと地道に努力を継続する力こそが1番強いと考えているからです。
そのためには根気が要ります。
すぐに結果が出なくても諦めずに続けることこそが根性論よりも絶大な効果をもたらすと信じています。
まとめ
今回は根性論は時代遅れだと言うことを書いていきました。
今の時代に根性論を振りかざす人はほとんどいませんが、未だに根性根性と暑苦しく喚く人はいます。
こういう人に遭遇したらできる限り近づかない様に気をつけましょう。
そして具体的な解決策を模索するのです。