社会人になってから様々な人達と会ってきてわかったことがあります。
それは学ぶ人と学ばない人の差が社会人になるとより明確化されていくということです。
皆さんが学生の頃は勉強することは仕事みたいなものなので、目立たなかったかと思いますが、
社会人になると仕事をするのが当たり前になり、逆に勉強している人ががくんと減っている気がします。
しかし、社会人になってからこそ、勉強が必要であり、日々の生活を通して何かを学ぼうという姿勢を持たない人は、充実した
人生を送ることはできないと思います。
今回は社会人になってから気付くようになった、常に学ばない人の特徴を紹介していきたいと思います。
Contents
常に学ばない人の特徴
①人の話を聴かない
常に学ばない人は一人の話を全く聞きません。
表面的にはうんうんと頷いて聞いてるように見えるのですが、全く頭に入っておらず、ただ聞き流してるだけなのです。
社会人になってからは目上の人の話を聞く機会が多いと思うのですが、適当に頷きながら相槌を打っておけば相手は満足すると思っているのです。
相手の話から何か良い店を汲み取り、自分の中に取り入れて再活用しようという考えがまるでありません。
どんな人からでも学ぶことはできるというのに、常に笑わない人は適当にあしらって、その場をやり過ごそうとしか考えないのです。
ただ、なんとなく人の話を聞いて右から左へ流していたとしても、自分の中には何も生まれません。
しかし、学ばないということが習慣化しているので、耳を傾けようとはしないのです。
②惰性で生きている
学ばない人は、とにかく変化をしようとしません。
ほぼほぼ惰性で生きています。
いつもと同じような生活、いつもと同じような食べ物を食べます。
そしていつものように通勤中はスマホゲーム、食事中はテレビ。
ただ、毎日をダラダラと無駄に過ごしているだけ。
変化をしよう、変わろうという気はまるでありません。
しかし、今の世の中は変化に適応できなければ淘汰されてしまいます。
インターネットが社会の仕組みを大きく変え、スピード感も昔とは違っています。
毎日のように目まぐるしい変化が起こり、惰性とは無縁の世界です。
表面的には見えませんが、世の中は凄まじいスピードで変わって行きます。
そんな中、ただ惰性で生きているような人間が生き残っていけるような世の中ではもはや無いのです。
③向上心が皆無
いくつになっても人間は成長します。
向上心をもって努力を続ければ死ぬまで成長するのが人間です。
しかし学ばない人は自分が向上しようという気持ちや学ぼうという意識が全くありません。
本当は伸びしろがあって、仕事の能力を伸ばしたり、
知識を深めたりする事が出来るのにも関わらず向上心が皆無なので伸びないのです。
本人は気にもしてないような些細なことからでも学びを得ることができるのに、非常に勿体ないですね。
偉大な経営者の人達は手痛い失敗から成功の糸口を見つけて学び、成功したりしていますが、
学ばないひとは失敗してもただ嫌な気分になったと感じるだけ。
それでは貴重な人生を無駄にしてしまうだけですよね。
④知識欲が無い
学ぼうとしないのだから、当然知識に対する欲求もありません。
僕の周りの仕事の出来ない人達は皆本をほとんど読みません。
仕事の資料本だけではなく、様々な種類の書籍に触れることは人生をより豊かにしてくれます。
しかし知識欲が無いので、自分から知識を得て何かを学ぼうという気持ちになることは一切ないんですね。
人生とは経験で出来ているので、死ぬまでにどれだけのことを知ることが出来たかは重要な事だと思うのですが、
学ぼうとしない人は知識の重要性を軽視しているので、
自分から本を読んだり知らないことについて積極的に調べたりなどは必要最低限しかしないのです。
⑤思考力が無い
知りたい、学びたいという欲が少なく知識に乏しいので、その結果思考力も落ちてしまいます。
人に聞いてばかりの人に多いですね。
自分の頭で考えるという事をした事がほとんど無いので、純粋に思考力が足りないのでしょう。
たとえば相手の意見を聞いて、自分が反対の意見を持っていたとしても簡単に説得されてしまいます。
なぜ相手はそう思うのだろう?
なぜ自分は反対の意見なのだろう?
相手の意見を受け止めつつ、自分の意見を主張し納得してもらうにはどうすれば良いのだろう?
といったことはもちろん考えてません。
仕事においても同様です。
どうすれば効率が良くなるか、どうすればより良いクオリティのものを作ることが出来るのか。
そうしたことも考えず、ただ教えられた通りにやるだけです。
⑥好奇心も無い
何故か分からないのですが、学ぶ意欲に欠ける人ほど好奇心がありません。
世の中には面白いものや出来事、人や仕事が沢山あります。
しかし好奇心が欠けていると、積極的にそれらの情報を取りにいかないので、結果として惰性で人生を送ることになるのです。
20代をただ漫然と過ごした人を知っていますが、仕事以外なにもしなかったらしいです。
その結果結婚も出来ずに出世も出来ず、誰からも必要とされない寂しい30代に突入しています。
人生において好奇心を持つということはそれほど重要な事なのです。
人生とは学びの旅
人生とは死ぬまで終わらない学びの旅の様なものです。
この世の事を全て知っている人などいないので、死ぬまで学ぶという事がつづくわけです。
仕事や学業、恋愛や家族関係、生き方に渡るまで全てが学びです。
何歳になっても新鮮な出来事は起こりますし、新しい経験を積み重ねて行くことでより良い人生になるのです。
どんな事でも学ぶ姿勢を持たなければつまらない人生を送り、つまらない死に方をする可能性が高まります。
学ばないひとはそれを理解してないので、どこか薄っぺらく中身の無い感じの人が多いのです。
自分に心当たりがある人は人生は終わるまで学びの連続だということを意識して生活してみてはいかがでしょうか。
新しい発見があるかもしれません。
学ばない人間と関わるのはやめよう
今回は常に学ばない人の特徴やデメリットについて書いていきました。
自分の身の回りにもこういう人がいると心当たりがあれば、できる限り関わるのをやめましょう。
学ぼうとしない人からこちらが学べることは何一つありません。
怠惰の塊のようなものなので、近づかないのが吉なのです。
これを読んでいる方は少なくとも向上心が旺盛で学ぶ事に大して積極的だと思います。
学ばない人は周りにとってもあまり良い影響を与えませんし、
必要最低限のやりとり以外は距離を置く方が懸命ですよ。