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会社と社員は相互評価で成り立っているということ

世の中のほとんどの大人が会社という組織で雇われて働いていると思います。
その中で絶対に出てくるのが「評価」という言葉です。

目標達成率が髙いと高評価されたり、売上が1位だったり、勤務態度だったりと様々な要素で会社は社員を評価します。

会社が社員を評価しているというのが世の中の共通認識なのだと思います。
しかし実際はそうでは無いですよという話をしていきたいと思います。

会社も評価されている

会社は社員を評価していると思っていますが、社員も会社を評価しています。

例えばわかりやすいのが給与ですね。


残業がとても多いにも関わらず、残業代をしっかり払っていない会社があったとして
そのような会社で働いてる社員は労働に見合った給与を支払われていないとして、不満に感じることでしょう。


そうするとどうでしょう?


社員は会社に対して、給与の支払いが的確ではないとして低い評価をするのではないでしょうか。
また福利厚生が充実していないと社員の生活全体の満足度も下がりますし、これもまた低い評価を下す社員が多いのではないでしょうか。

また最近でも年功序列で長く社内にいる社員に給与を高く支払ったり、
膨大な量の仕事を与える癖に業務効率化にまったく取り組まないという会社もあるようです。 こういう会社にも社員は低い評価を下すでしょう。

社員の評価が低い会社は長続きしない

上記の様に社員の評価が低い会社は往々にして長続きしない傾向にあります。


今後はブラック起業というものがどんどん明るみになっていき、内部からの告発や離職者の増加に伴って立ち行かなくなったりという事が考えられます。


そういった理由で働く人を大事にしない、社員の評価が低い会社は長続きしません。

会社は世間にも評価されている

会社というものは世間にも評価されています。

  わかりやすい形でいうと株価です。


世間から世の中のためになっていて、価値が高いとされ、今後伸びると考えられた会社の株価はあがりますし、 不祥事が起こったり、赤字が続いたりする会社は株価がさがります。
他にもクチコミや、転職サイトなどでも様々な評価が下されています。

過労死者を出してしまった会社は世間での評価が一気に下がりますし、株価も下がります。
世の中からすれば会社という組織も評価の対象になるのです。

会社と社員は相互評価で成り立っている

昨今の転職ブームの影響もあり、会社の価値を低く評価した社員はすぐに辞めてしまいます。


より良い環境で、給与も高く、福利厚生もしっかりしている会社なんてすぐに見つかるからです。


それに優秀な人であったり、会社に囚われない視野をもった人は自社よりも良い会社があることを知っていますし、 そういう人に限って、会社からの評価が低かったりします。


会社では上司の顔色ばかりを伺っているような上に媚びる社員や、効率ばかり悪いのにも関わらず、頑張ってる姿勢を見せようと残業を繰り返す社員もいます。


こういった社員に高い評価を下してしまう会社は気をつけた方が良いです。
本当に優秀な社員はそういう間違った評価に不満を持ち、会社に見切りをつけてしまうのです。

社員を評価してやっているなどとは思わずに、会社も評価されているという考えを持てば、 社員の正しい評価をすることが出来たり、新しい意見を取り入れて成長出来る企業に変わることも可能なのではないかと思います。

まとめ


今回は会社と社員は相互に評価しあっているという話をしました。


自分は評価されて然るべきだと思っている人や、会社の評価に不満を持っている人は、思い切って自分も会社を評価してみてはいかがでしょう?


そして、あまりにも低すぎる評価になればさっさと転職の準備を初め、 自分を正当に評価してくれる会社に転職しましょう。

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